イメージをカタチにする
自分で何かを作っても、時としてイメージと違う場合もあったり。
この「イメージ」というあやふやなものを、カタチとして人に伝えるにはどうしたらいいのでしょう?
リノベーションで失敗しないためには、この作業にすべてが掛かっていると言ってもいいくらい大切な工程。
あなたのイメージ、人に伝えられるカタチになっていますか?
▶リノベーションでできることできないことを把握しておきましょう
想像を現実にするには客観性が大事
あなたはヘアーカットをするとき、初めての美容師さんにどうやって自分の中に在るイメージを伝えますか?
- 口頭で説明する
- イラストに描いて見せる
- カタログなどの画像を見せる
1は、もっとも仕上がりとイメージしていたスタイルとの間に差が生じやすいですよね。
言葉でイメージを伝えるのは、思うよりずっと大変だと言うことを、これまでの経験の中でも嫌になるほど味わってきたはず。
また、言葉では「言った」「言わない」という押し問答も発生します。
2は、あなたに絵心があるか、専門知識があれば別ですが、素人が描くイラストにはイメージをカタチにして伝えるのには限界があります。
3は、この3つの中で一番賢い方法と言えるでしょう。
しかも、1枚や2枚ではなく、情報量は多ければ多いほど人に伝わりやすくなるのがイメージです。
ヘアーサロンでの出来事を例にしましたが、
中古物件をリノベーションするときも、イメージを伝えてカタチにしてもらうという点では、
規模は違っても、共通するところはたくさんあります。
どうやって自分が思い描いているリノベーションを専門業者に伝えることができるか?
それは「客観性」です。
送受信の相性のいい業者を選ぶ
イメージをカタチにするには、一方通行ではできません。
相手から発信される確認事項や提案のカタチを、こちらでも受ける必要があります。
そこで求められるのは、お互いの波長がどれだけ合っているかということ。
なんだか掴みどころのない話しになってきたと思われますか?
でも、イメージというもの自体が掴みどころのない性質なので、人と人との感性が頼りになってくるわけです。
そして、経験値の高い業者であるほど、
発注者の言わんとするところを汲み取り、解かりやすい確認をしてくれるものです。
自分が思い描くイメージに沿うような仕上がりにするには、
美容師もリノベーション業者も経験値の高さと相性の良さは外せない条件だと思いませんか?
その他
- サンプル材の見方を知っておく
- 実物を見学してみる
- 図面だけではなく、現場に立って確認
- 費用や追加料金の確認
- 工事期間の確認